俺がいる場所はあかりの墓の前

あかりの家はお金持ちであかり専用の可愛いお墓を作った

きっとあかりは1人で寂しいはず……

「おはよ……あかり」

俺は1人……あかりの墓のまえであかりに話しかけるように念じた

(あかり……俺…あかりに報告することがあります。
俺…………多分……好きな人が出来た……あかりが死んでから感情が表に出なくなったけど……
最近……あいつが笑う…嬉しいんだ……
……だから……覚悟を決めに来た……本当は……諦めるつもりだったけど……あかりに会ったら思い出したんだ……“好きなものは好き”
あかりの口癖……俺……あかりが好き……でもあいつも好き……
……他のやつに譲りたくない……
……1年生の時……初めてあいつを見たとき……“新しい人と幸せになって”……あの言葉が頭によぎった……多分一目惚れなんだと思う……小さくて……かわいくて……目で追っかけてしまう自分に気づいたときは……自分でも驚いた……あいつが笑うと穏やかな心になる……あかりが死んでから……笑えなかったのに……だから……あぁ……俺あいつがすきなんだってわかった)

「俺……あいつと……野村苺と幸せになります。
絶対おとすから見守っててね
大好きだよ。あかり……また」

俺は報告が終わると家に帰えった

今は……お昼だけど……ないたせいか……少し目が赤い……家に帰って冷やさないと……