オレと美月は二位でゴールした。 オレは美月を意識しすぎてコケないようにして走るのが精一杯だった。 (なっなんとか…ゴールに辿りついた…) 「龍二君ごめんね…あたし足引っ張って…」 美月は俯き申し訳なさそうに言う。 「何落ち込んでんだよ…ったよ……」 「えっ…??」 「だから!!その……お前とペアで、よっ良かったから!」 「ホントに??ふふっ…良かった♪あたしも龍二君とペアで良かったよ(^^*)」