「気持ちいぃ~!ねぇ一昌也も来てみて!!」 「え”っ!!甘菜、景色は後でてえぇから飯食おうやぁ~」 「まぁまぁ、あっ!俺多めに作ったから食っていいよ」 成が弁当を開けながら言う。 成は料理好きで自分でいつも弁当を作ってくる。 そしてウマい!! 「わぁ~ホンマや!えらい作ったなぁ~じゃあ、いただきまぁ~す♪」 我慢出来ず昌也は卵焼きを口に頬張る。 「もぉ~昌也は意地汚いんたから!」 小西は呆れ顔を浮かべた。その横で美月はクスクスと笑いながらフェンスを離れてオレ達の方にきた。