堰を切ったように場内はわっと笑い声が沸き上がる。



「龍二君お疲れ様♪凄く格好良かったよ(^^)」



美月は天使の微笑みを浮かべオレにタオルを手渡す。



入部初日から妙な展開にどうなるかって思ったけど、美月の一言と笑顔でそんな事も忘れてしまった。



これから部活の度に美月に笑顔でタオルを渡してもらったり応援をしてくれると思うと嬉しくなる。



(オレ、マジ幸せ!!!)