昌也達が見せた看板にはドッキリと書いてあり、困惑してたオレは徐々に状況が分かった。 「いやぁ~それにしても龍二めっちゃカッコ良かったなぁ♪ “オレもヒカルが好きだから譲るつもりはない”やもんな~」 「だよな、俺も“もう、二度とこんな思いはさせない”って言ってみたいぜ♪」 今のやり取りが、嘘だと分かり怒りのメーターは音を立てて壊れた。 オレは俯いたまま、拳を握り声を振り絞った。 「いつからだ…?」