持っていた缶を落としてしまうくらいの衝撃に、オレはその場を立ちすくんだ。 その光景とは… 片瀬と美月が唇が触れてしまいそうなくらい近くで見つめてた。 次の瞬間オレは二人に向かって走り出していた。 (美月は絶対、誰にも渡さない!!) 「ヒカル!!」 ガシッ オレはヒカルの腕を掴み引き寄せ唇を塞いだ。