「龍二君、少し喉が渇いたからそこで休まない?」 美月は、そう言い近くにあったベンチを指した。 「あぁ…ならオレ飲み物買ってくる。」 「うん、ありがとう。」 美月は少しだけ微笑むとベンチへ歩いて行った。 そんなちょっとした事が何だか嬉しくなり、急いで飲み物を買いに向かった。 ジュースの缶を二つ抱えて美月が待つベンチへ向かった。 その時、信じられない光景が飛び込んだ…