「いいじゃん、ねぇ教えてよ。」 オレは殴りたい衝動を、抑え美月に絡む客の所へ向かった。 「お客様、彼女が何か致しましたでしょうか?」 「るっせーな、お前には関係…」 男はオレの顔を見ると、急に言葉を飲み込み黙った。 「いっいえ!何でもないです。ごごご馳走様でした!!」