成君が怯えながら、教室を覗き言う。


「開店まで、時間ない。昌也達はほっといて、準備行くぞ。」


「そうだね。」


「だな、夫婦ゲンカは犬も食わないしなぁ~」



そのまま、あたし達は
気になりつつも、出店のある校庭に向かった。



いよいよ、始まる文化祭に、あたしはドキドキさせていた。