物凄い、音が廊下中に響き昌也君は廊下に倒れ込んだ。



昌也君は、訳が分からない様子で左頬を押さえ甘菜を見る。


「なっ、なんでやねん?!」



甘菜は、鼻を鳴らし教室へと入って行ってしまった。


「ちょ、甘菜?!」



昌也君は、尋常じゃない様子に慌てて甘菜を、追いかけて行った。


「やれやれ、まさかヒカルちゃん達に見られてたなんてな、そりゃ甘菜ちゃんも怒るよな。」