「昌也の奴、何あの顔?私の前で本当に良い度胸してるわよね…。」



言葉は冷静だけど、甘菜の身体から怒りのオーラが溢れ出していた。



そんな甘菜を見て、怖かったけど、ちょっと羨ましくもあった。



言いたい事を、素直に言えるから…


「おぉ!甘菜、どや俺のタブリエ姿めっちゃイケてんやろ♪♪」



昌也君は、有頂天の余り甘菜が怒ってる事に、気付かずニコニコしながら駆け寄ってきた。