そして、いつもサラサラで長いストレートの髪はフワリとカールされ、軽く化粧までしていた。 (ヤベェ~!!! マジ可愛いすぎるって///あぁ、誰にも見せたくなかった…) 頭の上にデカイ石が落ちたくらいのショックを受けていると、美月がオレに気付き声を掛けた。 「龍二君、おはよう。」 「あぁ…はよ。」 美月は、いつものように笑顔で話すが、ドキドキし過ぎて平静さを保つので精一杯なオレは真面に見れず俯いた。