不器用Boyが恋した相手は萌Girl？！

勝負は龍二君の
圧倒的、勝利だった。


あたしは龍二君が
勝った事は
嬉しかったけれど…
あたしが賭けてた零が
負けてた事もあり
複雑な気持ちだった。



「ヒカル～♪」


甘菜のご機嫌な声に
あたしは体が
ビクッとした。



「勝負は私の勝ちね♪」


「わ、分かってるよ！」


賭けに負けたあたしは
甘菜が決めた
罰ゲームに自棄に
なりそうだった。