「えっ…/// そんな…何で急に?!」 甘菜は口角の端を 上げ怪しいげに笑う。 「どうする? 賭けるならヒカルが 先に決めていいわよ。」 そう言われて、あたしは 迷った。 確かに龍二君は 運動神経は抜群だし… でも、零も小さい頃から 見てて負けた事なんて なかったし… あたしは必死に悩んで 答えを甘菜に告げた。