不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!




オレは、もう零とは争いたくない…


そんな気持ちを伝えたくて、オレなりに精一杯の言葉を掛けたつもりだ…


勝負には勝ったけれど、零には素直に美月を思う気持ちを、認めてもらいたい。



じゃないと意味がない。



もし零に認めてもらえれば…



美月に告白する。



オレは、応援席で楽しそうに、小西と話をしている美月を暫く見つめて、
強く思った。