零のチームは、昌也のタスキに手を掛けた。 だが、次の瞬間… 昌也は、相手の手を掴み逆にタスキを奪った。 「甘いわ!そう簡単に俺はやられん!!(`皿´)」 零は愕然としたまま、タスキを奪われる様子を見て動けずにいた。 ピィー!! 終戦の合図がグラウンドに響くとオレ達は、歓喜の声を上げた。 「やったな、昌也!!流石に龍二が体勢崩した時は、ヤバイと思ったけどな。」 「なにゆうてんや、成アレはわざとやで。やろ龍二?」 「はっ?マジで!!」