不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!




(久々に、龍二君の笑顔ヤバイ~///)



あたしが、俯いていると甘菜が抱き着いてきた。


「もぉ~ヒカルったら!私の事、忘れてるでしょ?」


「そんなことないよ!///」


「はいはい、そう言う事にしといてあげましょう。(笑)」



久々に皆との会話が楽しくて、この時あたしは頭からすっかり抜けていた。


零の事を…


始業式が終わって皆と、何処に遊びに行くかで盛り上がっていた。



「ヒカル!」



その声に振り向くと、弟の零が笑顔で、あたしに駆け寄ってきた。


「零(レイ)♪」



零を見て昌也君は、興味津々な顔をして一番に聞いてきた。