「前に話したでしょ?ヒカルとは幼なじみだって。」


「あ~そいやぁ、前にゆうてたなぁ。」



皆が話しで盛り上がる中オレは、ホッと胸を撫で下ろした。


(つ一か、弟の癖に彼氏とか嘘ついてんじゃねぇよ!マジ撃沈かと思ったし!!)




「じゃあ、弟君も一緒に行かないか?今から皆で遊ぶんだけど。」


成は、気を使ってか零を誘う。


「いえ、折角ですが僕は約束があるので、皆さんで楽しんで来て下さいね。」


「そうなんだ?仕方ねぇな、じゃあまたな!」


「すみません、では失礼します。」