昌也は、いじけて校舎へと歩いて行くのを、小西は溜息を吐き昌也を追いかけた。 小西が追いかけて行く姿を見送り、ガックリと肩を落としていると… 誰かに肩を叩かれた。 「よっ!龍二久しぶり。」 「おぉ、成。」 「どうしたんだよ、暗い顔して?」 「いや、眠くてな。」 オレは、適当に誤魔化して別の話しをした。 「なぁクラス表見たか?」 「あぁ、見たぜ今年もみんな一緒だな。」