あたしは、流れ星に願を込めた。 (あたし、龍二君が大好きです…。だから、想いが通じ合いますように…) 想いを込め、知らない間に両手をしっかりと、握り閉めていた。 「戻るか?」 「そうだね…」 あたしの、寂しいって思いが伝わったのか龍二君は、優しく笑った。 「少しだけ、歩くか?」 あたしは、嬉しくて笑顔になると頷くと、龍二君はあたしの手を握った。 「い、行こうか///」 「うん///」