オレは美月が数学の問題と奮闘してる間…



葛藤していた。



歓喜の声を上げないよう 自分を抑えていた…。




(美月とデートだぁ一!!!)



オレは、このチャンスをフルに使い美月との距離を縮めようと考えていた。



だけど…



その考えも崩れるなんてこの時は思ってもいなかった。