翌日の放課後一一 二人になった教室で勉強を始める前の事… 「龍二君、来週テスト終わったら何処か行かない?」 「え?」 「その…勉強見てもらってるお礼にと思って…。」 美月の言葉に唖然としてしまい、固まっていると… 「迷惑…だった「いいぜ…」 美月の表情が曇っていくのを見て焦ったオレは言葉を遮り返事した。 「えっ、いいの??」 「ああ…」 「よかった♪」 そう言いいオレに微笑むと美月は数学の問題を解きはじめた。