あたしは両手を合わせながら納得した。



(そうだよね、おでこ触ったけど熱なかったし…)


でも、その時あたしは一つ疑問が浮かぶ…


どうして龍二君はこんなにも必死であたしを守ってくれるのだろと…


いくら約束をしたからと言っても、こんなにも守ってくれるなんて…



(龍二君……このままだと、あたし自惚れちゃうよ……)




キュッとなる胸を抑えてあたし達は体育祭が終わるまで過ごし…



龍二君への想いが…
また、大きく膨らんだ。