午後の部が始まり二人三脚の召集へあたし達は向かった。
「龍二君頑張ろうね♪」
「あぁ…」
返事をした後の龍二君を見てあたしは違和感を感じた。
(なんとなく、いつもと様子が違う気がする…。)
「ヒカル悪いけど一位は私達よ。ねっ昌也!!」
「当然♪龍二負けねぇからなぁ!!」
順番が回ってきてあたし達はスタートラインへ立つと龍二君が足にはちまきを巻き固定した。
「いっいいか合図がしたら、右足から出るからな…後は掛け声を出しながら行くぞ…」
「うん♪分かった。」
龍二君はあたしの肩に手を回し掴んだ。
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