不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!




昌也君があたしが持っていた唐揚げを食べた。


(えぇ~??まっ昌也君?龍二君に食べてもらいたかったのにぃ~(>_<))




「昌也…テメェ!!」



ゆっくり立ち上がった龍二君はいつもより低い声で昌也君を怒鳴る。



昌也君はその声を聞くと走り出す。



「一個くらいエェやん!それにいつまでも食わんから我慢できへんかって!ごめんなさ~い!!」


「ふざけんな!!許さねぇ!!」


「甘菜、成助けて~!!」


昌也君は甘菜に助けを求めたが『自業自得!』と言って呆れ果てていた。


これには、さすがに成君も頷いていて昌也君を助けなかった。



(ちょっとかわいそうだけどね…)