濃く煮こまれたすっぽんとともに、杯をかさねた日本酒が、思いのほか回ってきたらしい。
帰りのハイヤーに揺られながら、ともすると意識がとろとろとほどける。
部屋に入るなり、麻衣はダブルベッドにどさっと倒れこんだ。
「あぁ、いい気持ち」
思いきり四肢をのばし、シーツに半分顔をうずめてつぶやく。
女が、しどけなくベッドにうつぶせになっている。
こんなときに男がとるべき態度は決まっている。
「さぁ、麻衣、」
帰りのハイヤーに揺られながら、ともすると意識がとろとろとほどける。
部屋に入るなり、麻衣はダブルベッドにどさっと倒れこんだ。
「あぁ、いい気持ち」
思いきり四肢をのばし、シーツに半分顔をうずめてつぶやく。
女が、しどけなくベッドにうつぶせになっている。
こんなときに男がとるべき態度は決まっている。
「さぁ、麻衣、」



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)