「老舗だものね」
林が機嫌よくあいづちをうつ。
「なかなか予約が取れんことでも有名ですなぁ」
遠回しに、林の素性を探っているようだ。
「顔の利く友達がいてね。
おむつしてる頃から祇園に出入りして、高校生でいっぱしにお茶屋遊びしてたっていう、生粋の京都人だよ」
うわぁ、と麻衣は驚嘆の息をもらす。
「そこにいくと僕なんかはねぇ。
お座敷っていうだけで、舞い上がっちゃって。
カードは使えるのか、いくらかかるんだろう、なんてやってるうちは、まだまだ敷居が高いよ」
林が機嫌よくあいづちをうつ。
「なかなか予約が取れんことでも有名ですなぁ」
遠回しに、林の素性を探っているようだ。
「顔の利く友達がいてね。
おむつしてる頃から祇園に出入りして、高校生でいっぱしにお茶屋遊びしてたっていう、生粋の京都人だよ」
うわぁ、と麻衣は驚嘆の息をもらす。
「そこにいくと僕なんかはねぇ。
お座敷っていうだけで、舞い上がっちゃって。
カードは使えるのか、いくらかかるんだろう、なんてやってるうちは、まだまだ敷居が高いよ」



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)