麻衣ちゃん、今度の連休って空いてるかな。
林がするりとそう口にしたのは、アミューズが舌の上からすっかり消えたころだった。
香りが口の中に余韻を残している。
「今度の連休ですか?」
問い返しながら、すばやく頭の中でスケジュール帳をめくる。
明彦とのデートの予定は、いまのところ、ない。
女友達とのちょっとした約束など、キャンセルできるものばかりだ。
「空いてると、思いますけど」
もったいつけるというより、いぶかしさもあって、慎重な返事になる。
林がするりとそう口にしたのは、アミューズが舌の上からすっかり消えたころだった。
香りが口の中に余韻を残している。
「今度の連休ですか?」
問い返しながら、すばやく頭の中でスケジュール帳をめくる。
明彦とのデートの予定は、いまのところ、ない。
女友達とのちょっとした約束など、キャンセルできるものばかりだ。
「空いてると、思いますけど」
もったいつけるというより、いぶかしさもあって、慎重な返事になる。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)