おおっぴらにできない関係。
禁断の蜜の甘さを、麻衣はいま、味わいはじめたところだ。
「ここのシェフは、イタリアで修行を積んだ人だから、珍しい手打ちパスタを食べさせてくれるよ」
「いろんな種類があるんですね。迷っちゃう」
ファーストフードのハンバーガーをかじっていて楽しいのは、彼とだからだ。
秘密の場には、正統派の美食がぴったり合う。
取引先との食事に二回ほど使ったことがある、と林は説明して続ける。
「やっぱり素敵な女の子と来ると、同じ店でも全然ちがうね」
そうして、今日の服装やメイクへの賛辞も忘れない。
リップに目を留めて、「食べたくなっちゃうよ」といたずらっぽく笑う。
禁断の蜜の甘さを、麻衣はいま、味わいはじめたところだ。
「ここのシェフは、イタリアで修行を積んだ人だから、珍しい手打ちパスタを食べさせてくれるよ」
「いろんな種類があるんですね。迷っちゃう」
ファーストフードのハンバーガーをかじっていて楽しいのは、彼とだからだ。
秘密の場には、正統派の美食がぴったり合う。
取引先との食事に二回ほど使ったことがある、と林は説明して続ける。
「やっぱり素敵な女の子と来ると、同じ店でも全然ちがうね」
そうして、今日の服装やメイクへの賛辞も忘れない。
リップに目を留めて、「食べたくなっちゃうよ」といたずらっぽく笑う。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)