リップペンシルでかこみ、筆で丁寧に新しいルージュを塗ったくちびるで、林と会う。
今夜えらんだ服は、パフスリーブの部分だけシフォン素材になっているカットソーだ。
上品な透け感と、そこからのびる白くなめらかな二の腕のとりあわせを、嫌う男はいるんだろうか。
麻布十番のビル街にある、イタリアンだった。
すぐに個室にとおされる。
壁も天井も、クロスもリネンも、たっぷりドレープをとったカーテンも、飾られたカサブランカも、すべてが清楚に白い。
「友人の別荘に招かれた、っていうイメージの部屋かな」
林が説明する。
今夜えらんだ服は、パフスリーブの部分だけシフォン素材になっているカットソーだ。
上品な透け感と、そこからのびる白くなめらかな二の腕のとりあわせを、嫌う男はいるんだろうか。
麻布十番のビル街にある、イタリアンだった。
すぐに個室にとおされる。
壁も天井も、クロスもリネンも、たっぷりドレープをとったカーテンも、飾られたカサブランカも、すべてが清楚に白い。
「友人の別荘に招かれた、っていうイメージの部屋かな」
林が説明する。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)