椅子の背にはさんだハンドバッグの中の携帯が、いくどか振動を伝えている。
短い震え。電話ではない。
メッセージアプリだろう。
誰からだろう。明彦だろうか、林だろうか。
それとも、他の誰かからの?
心躍る誘いなら、誰だろうと大歓迎だ。
「おじさま」と律子といる時間も、これはこれで満たされている。
そうして、後で新着のメッセージを確認する楽しみまで持っている。
短い震え。電話ではない。
メッセージアプリだろう。
誰からだろう。明彦だろうか、林だろうか。
それとも、他の誰かからの?
心躍る誘いなら、誰だろうと大歓迎だ。
「おじさま」と律子といる時間も、これはこれで満たされている。
そうして、後で新着のメッセージを確認する楽しみまで持っている。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)