「お高いからねぇ」
イヤミな口調にならないように、気をつける。
「ハーフでもあるまいに、英語ができるくらいで、自分のこと特別だと思ってると、イタいよね」
律子がずけずけと言う。
まったくだ。
自己主張が強く、その延長からかハイファッションに身を包む彼女たちは、集団の中で一目置かれる存在なのだろう。
しかし彼女たちを見るたび、「まだ分からないのか」と内心つぶやきがもれる。
イヤミな口調にならないように、気をつける。
「ハーフでもあるまいに、英語ができるくらいで、自分のこと特別だと思ってると、イタいよね」
律子がずけずけと言う。
まったくだ。
自己主張が強く、その延長からかハイファッションに身を包む彼女たちは、集団の中で一目置かれる存在なのだろう。
しかし彼女たちを見るたび、「まだ分からないのか」と内心つぶやきがもれる。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)