恋色風船

後ろから抱きしめられながら、夜景を眺める。

ゆっくりと巧みに服を脱がせる。

言葉を惜しまず、麻衣の肌の美しさ、足のかたちの良さ、髪の指どおりにいたるまで、賞賛する。


林のそれは、若い明彦にはない技だった。

それでなくとも、最近は、とにかく仕事が忙しい、疲れていると、ベッドでも手抜きがちなのだから。



「てことは、これからも会うの?」


「うん、相性も悪くなさそうだし。
一緒にいると、いろいろ面白そうだもん」