でも、しょうがない。
麻衣は、本日何度目かのつぶやきを漏らす。
林は想像以上だった。
そうして彼は、麻衣の人生で初の “家庭持ち” の男だ。
この場合、何度目のデートでそうなるべきか、麻衣もつかみかねている。
そうこうするうちにも、林の運転する車は、なめらかなコースを進んでいる。
麻衣は、本日何度目かのつぶやきを漏らす。
林は想像以上だった。
そうして彼は、麻衣の人生で初の “家庭持ち” の男だ。
この場合、何度目のデートでそうなるべきか、麻衣もつかみかねている。
そうこうするうちにも、林の運転する車は、なめらかなコースを進んでいる。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)