そうして明彦は、それを心ゆくまで味わう権利を有する、唯一の男、ということになっているのだから。
もともと虚栄心が強く、ブランド好きの男だ。
車にしても勤務先にしても、女にしても。
麻衣は明彦のそんな虚栄心を大いに満たし、満たされれば明彦はたいそう優しくなる。
それでいいのだ、自分たちは。
オープンスタイルのカフェに腰を落ち着ける。
明彦はブレンドコーヒー、麻衣はカフェオレをそれぞれ注文する。
「意外に雰囲気いいな、ココ」
「この席空いててよかったね」
もともと虚栄心が強く、ブランド好きの男だ。
車にしても勤務先にしても、女にしても。
麻衣は明彦のそんな虚栄心を大いに満たし、満たされれば明彦はたいそう優しくなる。
それでいいのだ、自分たちは。
オープンスタイルのカフェに腰を落ち着ける。
明彦はブレンドコーヒー、麻衣はカフェオレをそれぞれ注文する。
「意外に雰囲気いいな、ココ」
「この席空いててよかったね」



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)