〜haruka














「遥…」


静かでよく聞いていた声
「何?」





「美麗のこと頼んでいい?」

寂しそうな顔
小さな棺に覆いかぶさるように泣き崩れる彼女の方を見る









「ぁあ…」



「ありがと…」




無邪気な笑顔
目が笑ってない
「忙しいの?」





外へ繋がるバルコニーへ出る

「いや、まぁ、それなりに…」


「そっ…」




「もう終わる
戻ろう………
美麗たのむよ」