その言葉の通りだった
帰りの車に乗った時点で雨が降り出した
それは酷くなって雷も鳴り出す…
暗い車内に雷の光だけがたまに入った







〜kakeru


はぁぁあああ…







すばるのため息が響く



「かけるさー
言葉足りなさすぎるよね…
しかも今回のは絶対未s……「うるさいスバルのくせに…」


「はいどーぞ」


奈緒がコーヒーを持ってきた
遅いよ…


「くせにって〜」


「なぁ?」


なかなか聞かない奈緒の真面目な声


「「ん?」」


「漣ってみょうじ…」



「あー
それね、、
俺も気になるな…」



皆の視線が空いた席に向けられる
現龍炎華総長
歴代最強と謳われる男の席を











「漣は神奈川から来たらしい…」

「んー
繋がりはないとは言い切れないね…」

「まあ、観察してればいいんじゃない
理事長にいわれたこともまぁそういうことでしょ」