それでも私は信じたい。

恋愛(その他)

こゆき⛄️/著
それでも私は信じたい。
作品番号
1317331
最終更新
2017/10/30
総文字数
460
ページ数
2ページ
ステータス
未完結
PV数
336
いいね数
0
恋愛も友情も家族でさえ。所詮他人。人間なんてそんなもん。自分が1番可愛い。自分の利益を必死に求め、 他人と比べ誇示したがる。それの何が悪い?ううん。何も悪くない。それでいいんだ。人間だから。そう。私達は貪欲で意地汚くてずる賢くて我が身可愛さに平気で家族だって切り捨てられる。そんな人間なんだ。



なんて醜い生き物なんだろう。人生に付き纏うカースト制度。大人になってだってあるだろう。イジメ。権利を振りかざしてのさぼるクズ。義務を過剰解釈し縛り付けるクズ。自己顕示欲の強いクズ。この世で自分が1番可哀想だなんて勘違いしてるクズ。金や地位や名誉にすがりつき周りを蹴落とすクズ。神様にでもなったつもりなのだろうか。道徳になぞって正論と言われるものを吐く偽善者もいる。

クズクズクズクズ。世の中なんてクズばっか。




私を底無し沼に放り込んだのはだれ?



溺れる。溺れる。泥に呑まれていく。足掻いても無駄だって分かってるのにもがいてしまう自分が悔しい。
分かっているのに。全部無駄だって分かっているのに。




あぁ何年経てば死ねるのだろう。




誰か早く私を沈めて。










違う。



そうじゃない。




ほんとに私が望んでいるのは…





手だ。



そう、手だ。




誰か私の手を…







どうか…

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