教室の入り口へと近く。




そしてせんせいが入り口に立ち、僕の方へ振り返った時。




ぼくは口を開いた。




「せんせい実はね。実はこの作文、これで終わりじゃないんだ」




「……え?」




「書いてないけどちゃんと続きがあるの」



「聞いてみたいな、その続き」



せんせいは笑顔だったけど、僕の一言で顔が曇る。