「じゃ、じゃあどこから行く？」
「あー…赤城はどこ行きたい？」
「う〜ん。あ、外のお店見に行かない？クレープとか食べたり…」
「いいな。行くか」
「うん！」
私達は外のお店に行った。
「わぁ〜！結構広いね」
「そうだな」
「あ！！見てっ！爽太君の好きなりんご飴あるよ！」
「…俺、昔もりんご飴好きだったんだな？ってか赤城知ってたんだな。もしかして恋人同士だったと…」
「ち、ちがうよっ！爽太君がりんご飴好きって知ってたのは一緒に夏祭り行ったことあるからだよ！」
あの時、爽太君がりんご飴好きって聞いて驚いたな！それに…
「ん」
「え？りんご飴？くれるの？」
「ああ。1人で食べるのもはずいしな」
「ありがと…」
前もりんご飴くれたな…。そのときも1人で食べるのもはずいしって言ってたよね。
「ああ！！半分落ちちゃったぁ！！」
あーあ！せっかく爽太君が買ってくれたのに…夏祭りでも落としたんだよね
「ばっかだなぁ！俺の一口やるからっ」
「ええ？！」
「あ、じゃあ待ってろ！」
