君が私にくれたもの


「2人は仲良しだねぇ」

「「仲良しじゃ「ない!」「ねぇ!」」」

「ふふっ!はもったよ〜」

「はもんないでよっ!」
「それはこっちの台詞だ!」

「そこ3人!話聞いてたか?!」

「「「すいません」」」

「はぁー。まぁいい。もう終わるから黙ってろ」

え?!もう帰りの会終わるの?!

「赤城は今日、実行委員会があるから視聴覚室に行けよ」

「はい!」

「じゃあ解散!」

「実行委員会かぁ〜めんどくさいよ!行きたくないよ!」

「竜には私から言っ…ねぇ。竜と爽太来てるけど…」

「うそ!」

私と美空は竜と爽太君の元に駆け寄った。

「どうしたの?」

「今日の約束覚えてるよね?」

「うん。でも私…」

「もしかして絵美ちゃん実行委員?」

「うん」

「うわぁお。絵美ちゃんこういうの苦手でしょ?くじ引きとかで決めたの?ってか爽太も同じだけどね。」

「そうなの。くじ引きで決め…ええ?!爽太君も実行委員なの?!」

「…まぁな。寝てたから強制で」

「爽太災難…ぷっ」

「てめぇ」

「じゃあ爽太君一緒行こっ!よかった!爽太君も一緒で!実行委員なってよかったかも…なぁんてね!」

「…ああ。じゃあ行ってくる。」

「いってら〜」

「絵美奈!いい場所とってね〜!」

いい場所?何のことだろう…まぁ良いか