「でわ、何をしたいか決めたいと思います…。な、なにか言い…案がある人はいませんか…」

シーーンッ

だよねぇ。もともと私は人前にでるタイプじゃない。球技大会のときとかはただスポーツができるだけだったので注目されても大丈夫だった。けど、今は違う。私は昔から人前に立つのが苦手。

「屋台とかは?」

美空が助け舟を出してくれた!美空はそういう人前に立つのは平気。そういうところ、尊敬する。

「いいね!他にはありますか?」

美空が案を出したのに続いて、どんどん意見が出た。

「えっと…屋台、コスプレ、メイド喫茶、お化け屋敷、休憩所、和菓子屋、写真館、ボーリング…が出ました。えっと…この中から選びますので、これとおもったら手を上げて下さい」

結局、決まらなくて授業が終わった。

「はぁ〜。お前らやる気あるのか?次までに何がいいかきめとけよ。もし次で決まんなかったら俺が決めるからな」

「「「「はぁ〜〜い」」」」

「じゃ解散!」