君が私にくれたもの

チャラチャラー

音楽が鳴り始めた。

グルグルー

音に合わせてバトンを回す。そして、バトンを回しながら踊りだす。

「ほっ!」

よし!グットタイミングキャッチ!

「さぁ、みんな!行くぞ〜」

「「おう!」」 「「はい!」」

シュッッ

上条先輩と森山先輩が交差するようにバク転。美空と私は自分が投げたバトンと先輩のバトンの計2本をキャッチし、
くるっと回ってまた投げる。

「ほいっ!!」

「赤城!行けっ!」
「はい!」

私はバク転して…

美空と上条先輩と森山先輩がバトンを交差させる。

自分のバトンをキャッチし、交差させたバトンの上に乗って高くジャンプする。そしてみんなは、バク転して私が綺麗に着地する。

「じゃん!!」