君が私にくれたもの

「お待たせ〜」
「じゃあバトン部へ出発！」

「2人とも得意なものがあっていいな」
「絵美奈はバトンとバスケ得意じゃん」
「へぇ〜。そうなん？」
「全然！好きだけど、得意ってほどじゃないよ」
「赤城のバスケもみてみてぇ」
「今度球技大会あるじゃん！」
「そっかぁ！しっかり見てるぜ！」

そんなぁ！…美空はいつも私はバスケとバトンだったら誰にも負けないって言ってくれるけど、そんなわけない。

「着いた！…」
「あ！赤城！瀬乙女！」
「「こんにちは！！」」
「今日は部長の高野はこないから…あれ？君が見学者の桐島君？」
「はい！よろしくお願いします」

「じゃあ、早速だけど一回俺らの演技見てもらえないか？」
「ぜひ！！」

「か、上条先輩！私達はどうしたら…」
「中学の時の最高傑作をやるぞ！」
「は、はい！」