君が私にくれたもの

2人の会話をなんとなく聞いて笑いながら教室に着いた。そして、席に着く

「少し寝るね」

「おやすみ、頭の整理しなっ」

色々頭が追いつかない。だから、たまに寝て頭の整理をする。



「んーふぁぁおはよう」

「勝てる!」
「わかんないでしょ!」
「いや!勝てる!」
「なんの話してるの?」

話を聞いてみると、水泳でどちらが勝てるか話していたところ、桐島君は自分が勝つと宣言してる。それに対して美空は桐島君には負けないって言ってる。

「赤城どっちが勝つと思う?」

えっと…私は…

「俺、水泳部だぜ!遠慮せずどっちと思うか言え!」
「絵美奈!はっきり言っていいよ!」

「私は…。…絶対美空が勝つと思う」

「くっそぉ!なんでだ!」

「だって美空はぜ…」
「絵美奈!!…桐島君、そんなに言うなら勝負しない?」
「いいぜ!」

「今日だったら水泳部休みだから今日しよーぜ!」
「まけたら私と絵美奈にアイスおごりだからね!」
「わ、わかったよ!そのかわりこっちが買ったら俺と赤城にアイスおごりな!」

私はどっちが買ってもアイスおごってもらえるんだ!