君が私にくれたもの


「おはよう!竜、爽太君!」

「おっはー!ふたりとも!」

「絵美ちゃん、美空、おはよ」

「…はよっ」

爽太君…私服かっこいい…。

「赤城…なんか私服新鮮だな」

「え、変?」

「別に…可愛いんじゃん」

かぁぁ…。爽太君が可愛いって言ってくれるなんて…。

「行こうか。」

私は気づかされちゃうの。昔の爽太君も好きだけど今の爽太君も好きなの。恋してるの…。

「うん!」

けど…知らなかった。爽太君はやっぱり昔と違うということに…。私はのちに思い知らされる…。