そのあと、アイスも食べ終わり、今座ってるところから離れようかと言う話になった時、
吉野さんがハッと思い出したようにいくつかの袋の中から、紙袋を取り出した。
「そうそう、これこれ…」
ふふっと笑って中身を確認したあと、他のビニル袋を漁り、ネックレスと髪飾りを取り出した。
そうしてネックレスの星の方を取ると、スッと私の前に出す。
「はい、プレゼント」
星のネックレスと、髪飾りと、紙袋を私に差し出してそう言い笑う。
星のネックレスはペアネックレスの片方で、好きな人とか彼氏とかにあげると思っていたもの。
まさか私に渡してくるとは思わなかったし、髪飾りも吉野さんが自分のために買った物だと思っていた。
それに…、と思い紙袋の中身を見てみると、やはり中身は吉野さんが私と見比べながら悩み買った物。
「え、プレゼントって、え?」
買い物についてきただけなのに、こんなにたくさんのもの、もらえない。


