たすけて、みひろん!




目をキラキラさせる宮島くんに、真樹くんはうわぁという顔をした。

いきなり宮島くんが話しかけてきたため、美麗先輩は困惑した表情をした。

「えっと、美乃の友達?」

宮島くんを指差してこちらを向く美麗先輩に、コテンと首を傾げた。

…友達、なのか?

そんな私に宮島くんも少し困った顔をしてから、

「野外活動で同じ班で少し話したくらいだけど、友達…なのかな?」

助けを求めるような目で見てきた宮島くんに、私もたじろいだ。

「えぇっと、友達、かな?」

思わず私も首を傾げた。

美麗先輩がなにそれと笑っている。

「まあ、友達の友達だから、友達なんじゃないかな?」

真樹くんが、自分と宮島くんを指差してニコリと笑った。

知らぬ間に、どんどん友達の輪が広がっていく。

…私、宮島くんとも友達だったのか。

チラッと宮島くんを見ると、目があった瞬間にニコッと笑いかけてきた。