さり気なく嬉しいことを言ってくれる。
頬が熱を帯びていくのを感じながら、私はふと微笑んだ。
「確かに、1人で食べるのって寂しいですもんね」
クスッと笑うと、美麗先輩は頬杖をつきながら「そうそう」と相槌を打つ。
私もみひろんと友達になる前は、一緒にご飯を食べる友達もいなくて1人だったから気持ちは分かる。
私の場合は、たまに1人じゃなくて静川さんたちが来て、嫌がらせをしていくこともあったけど。
完全に私達の世界に浸っていると、ぽかんとしていた真樹くんが口を開いた。
「美麗先輩って、あの美麗先輩?」
コソッと耳打ちをしてきた真樹くんに首を傾げた。
「あの美麗先輩って、どの美麗先輩…?」
よくわからずに頭をひねると、真樹くんがふっと笑みを浮かべた。
「すごく綺麗だって有名な人」
「え、白雪さん、美麗先輩と友達なの?すげぇ!」
真樹くんが説明をしてくれてる最中に、横から誰かが口を挟んだ。
チラッと目をやると、それは宮島くんだった。


