翌日、昨日は楽しかったねなんてみひろんと話していた昼放課。
今度は真樹くんも私と遊びたいと言ってくれて、なんだか嬉しかった。
その時だった。
「美乃と美尋っているー?」
廊下の方から名前を呼ばれて、思わずびっくりした。
けれどその声はとても聞き覚えがあって、すぐに誰が呼んでいるのか分かった。
「美麗先輩、いますよー」
ひらひらと手を振るみひろんを見つけ、美麗先輩が明るく笑ってこちらに来た。
…というか、美麗先輩、さらっとみひろんのことも呼び捨てしてたなぁ。
2人があっという間に仲良くなったのか。
でも、私の名前も聞いてすぐに呼び捨てしていたけれど。
「下級生の教室にお邪魔するのって緊張するね」
ふふっと綺麗に笑ってみせた美麗先輩が、そのへんの椅子を借り私の使っている机にコトンとお弁当箱を置いた。
「どうしたんですか、いきなり」
よく分からず首を傾げると、美麗先輩が照れくさそうに笑った。
「お弁当1人で食べるのって寂しいから、美乃たちの食べたいなと思って」


